init
まず、rustでプログラムの雛形を作ります。
mkdir -p ~/rust
cd ~/rust
cargo init
.
├── Cargo.toml
└── src
└── main.rs
これらのファイルは自分で作成してもいいし、init
で作成してもいいです。
Cargo.toml
[package]
name = "rust"
version = "0.1.0"
edition = "2021"
# See more keys and their definitions at https://doc.rust-lang.org/cargo/reference/manifest.html
[dependencies]
src/main.rs
fn main() {
println!("Hello, world!");
}
ちなみに、コンピュータ上ではディレクトリもファイルなのです。この話は面倒なので省略します。
editor
次にプログラムの中身を確認してみます。
確認するには、editor(エディタ)を使用します。私はvim
を使いますが、visual studioがオススメかな。
brew install vim
vim src/main.rs
src/main.rs
fn main() {
println!("Hello, world!");
}
これはhello world!
という文字列を出力するプログラムです。
build
このsrcをbuild
してbinary
、つまり、アプリ本体に変換することで、そのパソコンで実行できるようになります。
cargo build
target/debug/rust
target
└── debug
├── rust ← このファイルがbinary
└── rust.d
rustはワンバイナリと言って、コンパイル結果が単一ファイルなので、非常に良い言語です。
$ ./target/debug/rust
Hello, world!